「すべり症」は、背骨（腰椎）の骨が正常な位置から前後にズレてしまう状態を指します。特に腰の部分（第4〜第5腰椎）に多く見られ、神経を圧迫して腰痛や足のしびれを引き起こす原因となります。

腰椎すべり症は2つの種類に分けられます。

1.変性すべり症（高齢者に多いタイプ）
2.分離すべり症（若い頃のスポーツ歴が関係することも）

腰椎すべり症の症状が出てしまうと長時間の歩行が難しくなり少し歩くと痺れや痛みが出てきてしまい、座らないといれないという状態になります。

① 加齢による椎間板・関節の変性（変性すべり症）
年齢を重ねると、背骨を支える「椎間板」や「椎間関節」が徐々に変形・変性していきます。

これにより背骨が不安定になり、骨が前方へ滑ってしまいます。

・特に閉経後の女性に多く、骨密度や筋力の低下
・姿勢のクセ（反り腰など）

② 椎弓分離によるすべり（分離すべり症）
10代の成長期などにスポーツなどで腰に繰り返しの負荷がかかると、背骨の一部（椎弓）が疲労骨折のように切れてしまう「腰椎分離症」になることがあります。
この状態で成長・生活を続けると、徐々に骨が前へすべって「すべり症」へと進行する可能性が上がります。

・特にジャンプや腰を反らす競技（体操・バレー・野球・サッカーなど）

③ 骨盤や背骨のバランスの乱れ
背骨や骨盤がゆがんだり傾いたりしていると、一部の腰椎に過度なストレスが集中し、すべりが進行しやすくなります。また、股関節や膝の動きが悪い人も腰に負担がかかりやすくなります。

④ 筋力の低下・姿勢の崩れ
・長時間のデスクワークや運動不足
・猫背や反り腰といった姿勢のクセ
・体幹（インナーマッスル）の筋力低下

これらも、腰椎を正しく支えられなくなる原因になります。特に腹部や背中の深層筋が弱っていると、姿勢も悪くなってきやすいです。

倉敷市児島のT3整骨院では、一向に改善しない、または悪化してしまう腰椎すべり症や坐骨神経痛は、身体全体の歪み、姿勢不良が原因であると捉えております。

倉敷市児島のT3整骨院では、こりや痛み、しびれのある箇所だけを見るのではなく、どこが根源（原因）なのかを丁寧な診察を通して身体全体を入念に検査します。

倉敷市児島のT3整骨院だけで施術方針などを決めて進めるのではなく、患者様と共に今ある問題を理解しながら進めると安心感もあり、より良い方向へ向かいます。

根源や原因が分かれば、それに見合った最善な方法でアプローチさせて頂きます。

過緊張を起こして硬くなってしまった筋肉に対しては、柔軟性や正しい働きが出来るようにバランスを整え、歪んでしまった骨盤や骨格に対しては正しい位置に戻します。

しかし、整えただけでは、元の姿勢に戻ろうとするので、倉敷市児島のT3整骨院では施術後のアフター（セルフ）ケアも丁寧にアドバイスさせて頂きます。

腰椎すべり症を患って手術しかないと思われている方、様々な不調がある方は、一度倉敷市児島のT3整骨院まで気軽にご相談ください。