膝の靭帯損傷とは、膝関節を支えている靭帯が伸びたり切れたりしている状態です。膝は体重を支える大切な関節で、4つの主な靭帯によって安定性が保たれています。

スポーツや日常動作で膝をひねる・ねじる・強い衝撃を受けるなどしたときに損傷が起きます。

靭帯損傷をそのまま放っておくと、関節の変形や軟骨の摩耗につながります。また半月板にもストレスが加わり、この部位の合併症をきたしやすくなります。

① 急な方向転換・ストップ動作（スポーツ動作）
バスケットボールやサッカー、バレーなどでのジャンプ→着地時のズレや急停止・切り返しなどは、前十字靭帯（ACL）に特に強いストレスがかかります。

「止まろうとしたとき」「方向を変えようとした瞬間」に膝がねじれることで靭帯が切れてしまいます。

② 接触プレーや外部からの衝撃
ラグビーやサッカーなど、相手と接触するスポーツでは、膝の横からのタックルや衝撃により内側側副靭帯（MCL）や外側側副靭帯（LCL）が損傷することがあります。

接触プレーによる衝撃や転倒は、靭帯を強く引き伸ばし、断裂を引き起こすリスクが高まります。内側側副靭帯損傷の頻度が高いです。

③ 膝を強く打ちつける・ぶつける
転倒時に膝を地面に強く打ちつけたり、交通事故などで膝が後ろへ押し込まれるような外力が加わると、後十字靭帯（PCL）が損傷することがあります。

バイク事故やスポーツ中の転倒など強い外力により起こります。

T3整骨院では、による徒手検査（手による評価）や超音波観察装置等を使い損傷の程度を丁寧に確認します。

靭帯損傷に対する徒手検査としては

・ラックマンテスト　
・前方引き出しテスト　
・ピポットシフトテスト
・外・内反ストレステスト　
・後方押し込みテスト　
・サギングサイン

などを行い確認します。

損傷する靭帯や損傷度合いにより手術療法か保存療法かに分かれます。

また前十字靭帯、内側側副靭帯、内側半月板を同時に損傷してしまう、「不幸の三徴候」と呼ばれる複合損傷を起こすこともあります。

T3整骨院ではまず炎症がある場合、アイシングや超音波治療、包帯圧迫等にて処置します。

損傷を放置してしまうと、膝の安定性が失われ、歩行に支障がで、変形性膝関節症といった慢性的な疾患に繋がるので早期の適切な処置とリハビリが重要になります。

また痛みのある箇所だけを見るのではなく、どこが根源（原因）なのかを丁寧な診察を通して身体全体を入念に検査します。

倉敷市児島のT3整骨院だけで施術方針などを決めて進めるのではなく、患者様と共に今ある問題を理解しながら進めると安心感もあり、より良い方向へ向かいます。

根源や原因が分かれば、それに見合った最善な方法でアプローチさせて頂きます。

過緊張を起こして硬くなってしまった筋肉に対しては、柔軟性や正しい働きが出来るようにバランスを整え、歪んでしまった骨盤や骨格に対しては正しい位置に戻します。

しかし、整えただけでは、元の姿勢に戻ろうとするので、倉敷市児島のT3整骨院では施術後のアフター（セルフ）ケアも丁寧にアドバイスさせて頂きます。

少しでも早くスポーツ復帰したい！痛みなく過ごしたい！という方、是非お早目にT3整骨院にお越しください！