成長痛とは？

成長痛(骨端症(こったんしょう))は成長期の子供にみられる骨の疾患の一つです。
成長期の子供の骨にある骨端線(骨が成長する部分)へ負荷がかかる事で発症し、成長痛や成長障害を引き起こします。
一般的に運動をしている時や運動後に痛みが強く出てくることが多いです。

症状が強い場合は屈伸動作や正座ができなくなることもありまた歩行時にも痛みをきたすこともありますのでたんなる成長痛だと放っておくと、痛みが長い間続き生活に支障をきたすこともあます。

どんな子供に多く発症するのか

① スポーツをしている子供に多い成長痛

成長期にスポーツをしている子に症状が多いとされています。
特にジャンプをするスポーツ、切り返し動作、急激なストップ動作が多いスポーツ例えばバレー、バスケット、サッカー、バドミントン等下半身に急激に負荷がかかりまた繰り返しの負荷がかかる動作が多いスポーツに多く発症します。

② 栄養不足、偏った食事
成長期の子供は大人と同じかそれ以上の栄養が必要とされています。
身体を動かすためのガソリンの役目をしている炭水化物、
細胞の材料になり、成長ホルモンなどホルモンを作るうえで必ず必要な脂質
骨、皮膚、筋肉、髪、爪、等どんなものでも作ために必要な材料になるタンパク質

その他にも成長期の子供にはビタミンなどたくさんの栄養が必要になります。
それらをバランスよく食べる必要があります。
成長痛や体の痛み、疲労がなかなか取れないお子さんは、甘い物をたくさん食べたり偏った食事をしていることが多いです。

③ 姿勢

成長痛がある子供の多くにみられるのは、身体を丸めた姿勢で座っていたり立っていても猫背姿勢であったり、背筋を伸ばした姿勢をキープできなかったり体にとって良くない状態になっていることが多く、その影響が筋肉、関節、骨に出ることが多いです。子供の骨は弱く、姿勢によって骨端線(骨が伸びる部分)に負荷がかかりやすい状態だと成長痛が起きてしまいます。

T3整骨院では、痛みが起きている原因をさぐり、痛みに対しての施術だけでなく痛みを出す原因の姿勢の改善、骨や体を作るための栄養指導、痛みが出ない体の使い方の指導まで行わせていただきます。

T3整骨院ではストレッチを毎日行っているのに痛みが軽減しない、病院や整骨院に行っても痛みに変化がないと悩んでいるお子さんにご来院いただいています。

痛みに効果的な施術と、ストレッチとは違うセルフケアの指導を通して成長痛の改善を行っていきます。

Ｑ１．ストレッチをしても痛みがなかなか改善しないのはなぜですか？

Ａ．痛みを出している原因が筋肉の硬さだけではなく筋肉が硬くなる原因の関節の動きや体の使い方を改善しないとストレッチだけではなかなか痛みが改善しない場合があります。