腸脛靭帯炎とは、太ももの外側にある「腸脛靭帯（ちょうけいじんたい）」が膝の外側で擦れて炎症を起こします。

「ランナー膝」とも呼ばれ、特に長距離ランナーや自転車競技、登山、サッカーなど膝を繰り返し使うスポーツ選手に多く見られます。

男性に多く、下肢のアライメントとも関係しており、男性ではO脚が女性では外反偏平足が関係していると言われています。

１．腸脛靭帯の緊張・柔軟性不足
腸脛靭帯は、腸骨稜から脛骨についている靭帯になります。この靭帯と大腿骨との間で膝の屈伸時に擦れ合い摩擦を引き起こし痛みが出てきます。

２．ランニングフォーム・オーバーユース
・着地の衝撃が強すぎる
・片足に負担がかかるクセ
・長距離走・坂道トレーニングのやりすぎ
・登山で急斜面を下る

などで、腸脛靭帯へのストレスが繰り返されると発症します。

３．骨盤・股関節のゆがみ

・骨盤の傾きや、O脚・X脚など脚のアライメント異常
・足のアーチ（偏平足）や足首の硬さも関係あり
→ 体のバランスが崩れると、膝の外側に負担が集中してしまいます。

T3整骨院ではまず徒手的検査でgrasping(グラスピング)テストを行います。このテストは腸脛靭帯に圧迫を加えながら、膝の屈伸を行わせ鑑別する検査になります。

どの動きで痛むのか、フォームや姿勢に問題はないかなどを確認します。

その後、大臀筋・中臀筋・大腿筋膜張筋・腸脛靭帯の緊張に対して電気治療やメディセルを使い靭帯への負担を軽減させます。また炎症が強い場合はアイシングや超音波治療を行います。

骨盤の前傾・背骨の歪み・下肢のアライメント（軸のズレ）などを調整し全身のバランスを整え膝に偏っていた負担を分散させることも大切です。

倉敷市児島のT3整骨院では、痛みのある箇所だけを見るのではなく、どこが根源（原因）なのかを丁寧な診察を通して身体全体を入念に検査します。

倉敷市児島のT3整骨院だけで施術方針などを決めて進めるのではなく、患者様と共に今ある問題を理解しながら進めると安心感もあり、より良い方向へ向かいます。

根源や原因が分かれば、それに見合った最善な方法でアプローチさせて頂きます。

過緊張を起こして硬くなってしまった筋肉に対しては、柔軟性や正しい働きが出来るようにバランスを整え、歪んでしまった骨盤や骨格に対しては正しい位置に戻します。

しかし、整えただけでは、元の姿勢に戻ろうとするので、倉敷市児島のT3整骨院では施術後のアフター（セルフ）ケアも丁寧にアドバイスさせて頂きまあう。

腸脛靭帯炎でお困りの方、様々な不調がある方は、一度倉敷市児島のT3整骨院まで気軽にご相談ください。