胸郭出口症候群は、首から腕にかけて走る神経や血管が、胸郭（きょうかく）という通り道のどこかで圧迫されることで起こる状態です。

胸郭出口とは、首から腕へ神経や血管が通るトンネルのような隙間のことです。

この通路は以下のような3つの狭いポイントを通ります

1.前斜角筋と中斜角筋の間
2.鎖骨と第１肋骨の間の肋鎖間隙
3.小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方

このいずれかの部分で、神経（腕神経叢）や血管（鎖骨下動静脈）が圧迫されると

・首〜肩〜腕にかけてのしびれ
・腕のだるさや重い感じ
・手や指の力が入りにくい
・腕を上げると症状が悪化する（髪を結ぶ・つり革を持つなど）
・冷感やチアノーゼ（血行不良による皮膚の青紫色）

などの症状が出てきます。

① なで肩の女性（特に20〜40代）

② 長時間のデスクワーク・スマホ操作が多い人

③ 重い荷物を片方の肩でよく持つ人

④ 肩・首・胸まわりの筋トレやスポーツをよくする人

⑤ 姿勢が悪く、骨格にゆがみがある人

など発症要因には日常生活に関連する動作が関係しているため、正しい姿勢・正しい動きを確立することが必要になってきます。

胸郭出口症候群の症状は、頸椎椎間板ヘルニアや頚椎症などと似たような症状の為、まず来院時に症状の検査をさせていただきます。

胸郭出口症候群の徒手検査はいくつかありますが、代表としては、

・ライトテスト
・アドソンテスト
・エデンテスト

などがあります。

いずれかの徒手検査が陽性、その他頸椎椎間板ヘルニアなどではないと判断した場合、胸郭出口症候群に対しての治療をさせていただきます。

胸郭出口症候群の治療は、不良姿勢の改善が第一です。圧迫を回避しないと、症状は改善しません。
再発しないようにするには、やはり根源を治す必要があります！

倉敷市児島のT3整骨院では、こりや痛み、しびれのある箇所だけを見るのではなく、どこが根源（原因）なのかを丁寧な診察を通して身体全体を入念に検査します。

倉敷市児島のT3整骨院だけで施術方針などを決めて進めるのではなく、患者様と共に今ある問題を理解しながら進めると安心感もあり、より良い方向へ向かいます。

根源や原因が分かれば、それに見合った最善な方法でアプローチさせて頂きます。

過緊張を起こして硬くなってしまった筋肉に対しては、柔軟性や正しい働きが出来るようにバランスを整え、歪んでしまった骨盤や骨格に対しては正しい位置に戻します。

しかし、整えただけでは、元の姿勢に戻ろうとするので、倉敷市児島のT3整骨院では施術後のアフター（セルフ）ケアも丁寧にアドバイスさせて頂きます。

一度倉敷市児島のT3整骨院まで気軽にご相談ください。